甥っ子と語る~コーチング①

先日実家に泊った折、30代前半の甥っ子と夜中3時近くまで語りあった。いままでじっくり話したことなんてなくて、こういうことは機が熟すというか、タイミングなんだな、と思う。周りからみると、なにかに追い立てられているのかと思うほど、たくさんのことに熱心に取り組んできた若者である。広範囲にわたる勉強、筋トレ、資格の取得、ビジネススキル、様々な人との交流…。そうした彼の行動の背景にどんな心理、葛藤があったのか、そしてそれがどういうビジョンに結びつきつつあるかなどが理解できて、本当に感動した。

お互いに話し切ったと感じるまで語り合うことはとても大切だ。それが一方通行にならないためにはお互いに似たような体験や嗜好がないと難しい。年齢は違い、まったく別に生きてきたのにそれができたことでうれしくて、こちらはカウンセリングを受けたような清々しさを覚えた。
彼は心理学も熱心に勉強して、カウンセリングやコーチングの資格ももっているので具体的な事例をいろいろ教えてくれた。それを聞いてみると、自分が悩みを解決してきた方法とだいたい一致しているのだ。年齢を重ねるというのも捨てたもんじゃないな。

 

2017.9.14

日々雑感