にんにくのまるごと炊き込みピラフ、そしてそこから…

今食べたばかり、重いブログの筆を執るほどの久しぶりの傑作である。
まずは我が家の定番のニンニク炊き込みピラフをつくるところから。
土鍋(うちはご飯を土鍋で炊くので)にオリーブオイル適量を入れ、皮をむいたニンニクを10片、
黒粒胡椒10粒、鷹の爪1つを投入し弱火で香りが出るまで炒める。そこに、軽く洗って水切りして
おいた米2合を入れ、米粒が透明になるまで焦がさないように炒める。
いったん火を止め、白ワイン50㏄、塩小さじ1、ローリエ1枚を加え、スープを炊飯の分量になる
まで加えて炊く(炊飯器の場合は炒めるところまでフライパン)。

このピラフはそのままでも、ラタトゥイユなどと合わせてもとても美味しく、重宝するのでおすす
めだ。
今日はここからの展開。
にんにくピラフがご飯茶碗半分ほど残っていた。同じく少量ずつ残っていたベーコン(ブロック)
とタコの刺身(頭のところ)。これをほぼ同じ大きさに切る。
玉ネギ1/8とベーコンをフライパンで炒め、ピラフ、タコの順に投入、四つ切にしたミニトマト4個
を加えてハーブソルトで調味して出来上がり。
タコとベーコンは歯ごたえも類似している。口に入れて「タコか、?ベーコンか?」と脳の味覚野
を活性化させながら噛んでいるうちに、うまみが口の中に広がり次第に判明してくる…。
同じ大きさに切っておいた作戦が大当たり!
そこにミニトマトの甘味がやってきて、ハーブの香りとともに至福をもたらす。にんにくは柔らかく
炊かれているからとてもやさしい味わいだ。トマトに汁気でしっとりとリゾット風なのもよい。
味の決め手はハーブ塩。頂いたばかりの自家製乾燥ハーブ(タイム、オレガノ)と北海道カムイミン
タルの塩だから不味かろうはずはない。

2021.6.25

料理